入学式はございません (日米スペイン比較)
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Day 26 (自宅待機)
今日もホームスクーリングです。
毎日午後はスペイン語練習、の写真です。
【2020/4/7の日米スクール状況比較】
アメリカ
→昨日、娘が通っていて、私はアシスタントとして働いている現地未就学児学校(週3日、0歳~5歳まで)から、今学期をクローズすると結果連絡が来ました。
(『関係者全員にとって難しい決断でした。この前例のない出来事を一緒に導いてくれた忍耐に感謝します。家族の60.7%が学期の締め切りに賛成し、みんなで下した決定を尊重したいと考えています。来週からはオンラインで継続していきます。残りの授業料は会計より調整・フォローアップします。週3回の子ども向けイベントと、大人向けにファンシーフライデーイベントを開催します。みんなの笑顔が楽しみです。』)
ということで、9月(アメリカ・スペインの学期始まり)まではホームスクーリングもすでに覚悟していましたが、現時点マサチューセッツ州政府が要請している休校は5/4までとされているにも関わらず、今はアメリカで子どもを持つ親たちは、コロナが収束するまでは”自分たちの判断で”集団行動に参加しないと決める親が多いということが分かります。子どもの命が一番大切ですからね。
アメリカと日本両方で住んだことがあるから感じる国民性の違い。
アメリカ:自分や自分の大切な家族・人は、自分が守るという使命感が強い
日本:長の命令に確実に、真面目に従う
日本
小中高等学校について
3/2~全国一斉休校、そのまま春休み
4/6入学式
4/7緊急事態宣言が発効
4/7or8~4/19(愛知・名古屋の場合2週間)か、緊急事態宣言の対象7都道府県はGWまで休校
というパターンが多いと考えられます。
(『入学式は簡略でもできてよかった』『入学式の準備をしていたのに、突然中止の指示が出た』という親・教師・子どもたちの様々意見を拝見しました。)
緊急事態宣言が出てから、日本とアメリカ・スペインを俯瞰して感じた違和感は、大きく以下の3点です。(知りたくないと思われた方がいらしたら、目をふさいでください。)
日本は、本当に恵まれていて、コロナの対応についてはユルイ(危機感を感じづらい)です。
1. そもそも、アメリカもスペイン(フランスなどのヨーロッパ国も)も入学式は存在しません。小中高大学、初日から授業がスタートします。『〇〇学校入学式』家族で撮れる記念撮影用の看板などもございません。オリエンテーションなんてもちろんありません。(日本の先生方、関係者の方々、本当に式典のためにご準備・苦労いただき、本当にありがとうございます。)
なので、アメリカで小学校1年(キンダーガーテンと呼びます)の初日は、親が自作で「〇年〇月〇日小学一年生」など紙やボードなどに書いて、子どもに持たせて家の前で、子どもの記念写真を撮り、そのままスクールバスに見送ります。親が作らない限り、特に何もありません。
2.”緊急事態宣言”の前と後で、日本は一般庶民に対する特別強制力はない。アメリカ・スペインは、緊急事態宣言が出たと同時に『必要不可欠な品の買い物』以外の外出は基本禁止です。スペインは『許可証』を持ち歩いていないと罰金という厳しさです。スペインもアメリカも経済ストップ承知の上で、今は人命優先です。
3.日本の保育園はなぜ休園にならないのか?仕事と子育て両立している家庭が多いのは百も承知です。年齢が若いとコロナウィルスの重症化率が低いことも明らかになっています。でも、この世界で一番大切な存在って子どもたちですよね?『保育園で集団感染の事例が今出ていないから』という理由などで、安全性の根拠はありません。
以上。1~3の気づきは、日本にずっと住んでいたら感じることが無かっただろう強い違和感です。
結局、自分たちの子どもを守り、判断ができるのは親や家族だけです。
海外を知らなければ知らないままで、幸せだったかもしれないことはたくさんあるけれど、見て、知って、比較することができたうえで生きている今の方がもっと幸せです。
ここまでお読み頂き、本当にありがとうございました。
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